» 2013 » 2月のブログ記事

こらしめておやりなさい。
…ではなくて、木の話です。

板目・柾目というのはよく聞きますが
あれ、どっちがどんな模様だったっけな、と
30歳も過ぎていまさら聞けない常識を 今一度、検証いたしましたので
お付き合いください。

流石に切り株は手に入らず、またひ弱な女子の腕力を考慮して
バウムクーヘン(大好物)でおこないます。

簡単に言うと
年輪に対して垂直に切り出したものが柾目、
並行に切り出したものが板目、となります。
(実際の木取りとは異なります)
柾目は縦に真っ直ぐ年輪の縞が並び、柾目はたゆたうような模様が特徴です。
なお柾目材は丸太からの板取りの歩留りが悪いため、一般的に値段は高くなります。

まず、柾目。

美味しそうです。

ここからさらに板目を想定してスライス。

板目っぽい感じの切片が取れました。
美味しそうです。

(バウムはこのあとスタッフが美味しくいただきました)

さて、割り箸にとっても
柾目板目というのは重要なスペックになります。

例えば、杉材の箸は真っ直ぐな杢目の美しさを際立たせるために柾目が好まれ、
またその色味や木目の数でランクが変わってきます。


(杉天削9寸・柾目)

ひのきの場合は表面の美しい光沢や香りに特徴があり、
それを活かすよう板目で作られることが多いようです。


(桧天削8寸・板目)

表と側面で板目・柾目が逆に出ていて、おもしろいですね。

そんなこんなで、「木目」のお話でした。
お店などで割り箸を使う機会があったら、
ちょっと木材や杢目にも注目してみてくださいね。

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先日、旦那さんの東京出張についていきました。
TOKYOのトレンディ(古いですか?)な鉄板スポットといえばスカイツリー。
奈良県民も、のぼってみました。


この日は「粋」のライトアップでした


宇宙船っぽい回廊(上り坂になっています)


(ありがちなスタイル)

東京タワーを見下ろしたり、
そういえば地球は球体だったなあ、と思い出させてくれる夜景を堪能しました。
現在は平日の夜なら、並ばずにラグジュアリな空間を楽しめると思います。

新幹線車窓からの冬の富士山も、


こっち側と

こっち側(地理がよく分からずすみません)

同日の時間差で撮ったものですが、
表情が違って、それぞれ美しかったです。

立春を迎えましたが、
まだまだ気の抜けない寒さ、大気うんぬんの問題など、油断なりませんね。
抜かりなく対策して、無事に春をむかえたいものです。

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