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戦国武将ではありませぬ。

お箸の長さについて書きます。

お箸は、「○寸」という単位でやりとりされています。

六寸:16.5cm(子供用、お弁当用。コンパクトで省スペース)
七寸:18cm
八寸:21cm(一般的な長さ)
九寸:24cm。(改まった席で出される)
↑一般に流通しているお箸はだいたい、これらのうちの
どれかに当てはまります。

一般に一寸=約3センチですが、
なぜかお箸界ではだいたい一寸ぶん短く言います。ややこしや。

実際持って使ってみると、意外と
使い心地や動作の見た目が違います。
長いお箸のほうが、支点から箸先までの距離が長いので
開閉がどちらかといえばラクで所作が優雅に見えます。

そういえば、短いお箸でお弁当のご飯(ちょっと冷え固まったやつ)を
がしがし食べると、手が疲れますよね…

で、「ごぶなが」。
九寸(24cm)より、五分(1.5cm)長いという意味で
実際は26cmのお箸です。
これは相当長いです。
たま~に、峠商店でも聞かれます。

先日おひるごはんを頂いた、高取のお店で
五分長のお箸がでてきました。
今思えば、長いお箸だと姿勢がなんとなくびしっとなって料理との距離が生まれ、
料理をちゃんと愛でてからいただく、という、
ヤマトナデシコ的効果があったかもしれません。

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一説には梅が熟す頃の長雨だから、という「梅雨」。
まさに旬、ということで
あちこちで青梅が袋詰めで売っているのを見かけます。
我々も例にもれず購入して(@明日香夢販売所、以下略)
週末に梅酒を漬けました。

ちなみに昨年はじめて梅酒作りにトライしたのですが
なかなかいい出来だったので、調子にのって
今年は二瓶。小さいほうははちみつで…

飲みごろは3カ月後~と、レシピには書いてあります。
いやいや、苦労してここまでやったのに
今飲めないなんて・・・
ということで、我慢出来ずに出来上がってる梅酒を
買ってしまいました。

何かに負けた気がちょっとしました。

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[食後や小腹がへったときに食べる、甘いもの]
のことを、何と呼びますか?

イマドキの方なら、そう
「スウィーツ」。
おやつとかデザートとかアメちゃんとかじゃなく。
なんとおしゃれになったことでしょう。
ウィの発音に重きをおけばなんとなく格調高さも漂います。

最近テレビや雑誌で、男性までもが「スウィーツ」という単語を
発していてちょっとギョッとしました。
「男は黙って『むしおさえ』!」とか言って
どこかの芸人がモチつきながら怒り出しそうです。
(もうやってたらすいません。というか最近あまり見ない…)

ちなみにわたくしは、
前に東京でお世話になっていた会社の先輩(社長令嬢)が
お菓子を素敵に「ドルチェ」
(Italy/音楽の演奏記号で「甘美に」という意味もあります)
と呼んでいたので
こりゃマネするべ!!と決めているのですが
これがなかなか、実生活とココロのレベルが伴わないと
とっさに口から出ないもんですね。
…出ないものですわね。

そんな呼び方いろいろなお菓子ですが、
最近、小中学時代の同級生が地元(横浜市)で焼き菓子屋さんを
始めたということで、先日訪れてきました。
国道から一本離れた静かな遊歩道沿いにあって、
もともと和風の小料理屋さんだったところをリフォームした
ご近所に愛されそうな素敵なお店。

そんなお店のオーナーパティシエである彼女おすすめの
「フルーツケーキ」。

実は今まで、レーズンとかが「くしゃくしゃ」しててあまり好きでなく、
いわゆるフルーツケーキとよばれるものに縁がないと
思っていましたが、これがまたなかなかどうして、
果実がふっくらして、洋酒の風味(自分的重要ポイント)も
いい具合に効いていておいし~いのです。
みっしり感のあるケーキ部分もきめ細かくて、
こくのあるバターの風味と凝縮したフルーツのおいしさが
禁断のコラボレーションを果たしています。

もちろんこのほかのお菓子も頂きましたが
(写真を撮る前に食べてしまった)
ひとつひとつ丁寧に作られていて、自然とひと口ずつを
大事に味わいました。
そして、決して奇をてらっているわけではないのですが
材料やかたちに彼女らしいこだわりが垣間見えて楽しくなりました。

ゆったりと、味覚嗅覚だけに集中して過ごす時間のシアワセ感。
ハマりすぎたらいろいろヤバい。

お店情報:焼菓子 カザハナ商店
横浜市金沢区寺前1-13-17 
京浜急行金沢文庫駅 東口徒歩5分 
定休:火曜(都合により変更有り)

昭和56年生まれ。
同級生がお店を始めたり、論文を発表してその分野で認められたり
弁護士さんになったり、こどもを産んで親になったりと
社会や家庭で重要な役割を果たしていく世代に
いつのまにか、なっていたんだなあと思います。

それに比べて自分は…と悲しくもなりますが、
「大人の利点=自分で人生のペースを決められるところ」と
ある方が誕生日にコメントをくれて、
たしかにそのとおりだなあと、ちょっと前向きになりました。

焦らずもサボらず、で。

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ポテトサラダって
作ると想定外の多さになりませんか。

芋を茹でている時点では「あ、ちょっと少なめかも」と
思うのですが、
あれやこれや具材を足していくと
いつのまにか盛~り盛り、そして単位もkg級に・・・
猛省しつつも、忘れたころにまた作りそして呻く
ダメ嫁です。

今回は、「脱・べちゃっと」にしたかったので
マヨネーズ少なめ、代わりに「粉末寿司のもと」
(いつもむせちゃう白い粉)を入れ、
プラス粒マスタードと黒胡椒でキリッと二枚目テイストを目指しました。

あまり細かく具材を切らない(切れない;)ので
ざっくりとお箸で食べやすい仕上がりに!(結果論)

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週末は夫婦共々東京に行っており、
昨日の夜中にはるばる帰ってきました。

ふとした晴れ間が恋しい梅雨の季節、
という事もあると思いますが、
今朝、やわらかい光をうけて揺れる草花や
川の流れ、鳥の声を身近に感じて
疲れも取れてほっとしました。
ほっとするピュアな自分が残っていることにも
ほっとしました(笑)

(以下、携帯で意外とキレイに撮れて
自己満足の写真です。)

峠家の庭の草花たちは、太陽エネルギーをがっつり活かすべく、
クロロフィル大増量キャンペーン中です。

超ミニトマト。

新緑の淡さもよいですが、今は勢いがあって
背中を押される気分になります。

…などと語るわりには、
わたくしは庭構築には関与せず
もっぱら、枝豆食べたいので植えて欲しいとか
言ってばかりです。
今年はお花ゾーンにぐるりと砂利?を敷いて
回遊式にする等、
庭≠ガーデンとして進化中なので
基礎工事や雑草取りからお手伝いしたいと思います。

ゆくゆくは、ハーブやお花を素敵にたしなむ
マダムになりたいです。

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割り箸は、自然の質感を愛でつつも
無駄のないシンプルな機能を追求して作られた道具。

いっぽう。
大量に同じ商品があふれる昨今では、
土台は同じでも何かしらのこだわりやカスタマイズを施して、
『コレは拙者専用なのですムフフ』となりたい欲求が
少なからずあるものです。
ありますよね?

…ということで、わたくしめの「みそじ」記念の意味も込め
my商売道具(?)を彩っていただきました。

ヴァイオリンのケース(カーボンファイバー製)のデコレーションです!
デコってくれたのは↑この方、
桃乃香(ものか)さん
ほぼ同い年でこれまた可愛らしい、でも意外と大胆に笑う
素敵なアーティストさんです。

写真にうまく表現できなくて、す・ご・く・もどかしいのですが、
猫をかたどる上品なグレーのスワロフスキーの一つ一つが、角度によって
乙女が恥じらうかのように一瞬の虹を放つ!そして、みずみずしいブルーの音符が
周りに踊る・・・
・・・宝〇歌劇団調でお伝えしておりますが、
ほんとうに可愛美しいです。
「デコ」=ギラギラ→ハデ→やだ
という負の連想は消え去りました。
パーツや配置しだいで可愛らしくも
大人っぽくもできて、
メンズにもぜひ試してほしい要素があります。


背負ったかんじ。
たとえどんなに気分が殺伐としていても、
後ろから見たら問答無用で「あの人ルンルンだね」と思わせる機能付き!

デザインは「おまかせします。でも猫が好き」などと漠然とお願いしたところ、
しばらくして桃乃香さんにデザインが「降りてきた」とのことで、
仕上がりを楽しみにケースを預けていました。
そうしたら我が家の猫を見たことがあるかのような、
そっくりな仕上がりになっているのではないですか。
すごいー。脱帽です。

(証拠写真)

今回のデコのきっかけは、大阪・天満橋にあるサロン、
『Clarie(クラリエ)』さんでの、「オーダーデコ」企画でした。

Clarie HP
オーナー・山上昌代さんのブログ
クラリエさんは、峠家女子全員がお世話になっている
リラクゼーションサロンです。オーナー・山上昌代さんの施術は、自分もよく把握していない
自分の体の状態がちゃんと理解できて、体が納得したように
素直にほぐれていく感覚が味わえますし、なんといってもくつろげます。
昨日も長居してしまいました…。
昌代さん主催のレッスンやイベントもとても楽しいし、ときめきます。

桃乃香さん、昌代さん、改めてありがとうございました~!!
今後もよろしくお願いします。

以上、私事でございましたが、
さきほど、冒頭のお箸論をくつがえす商品をみつけました。
(峠商店では売っていません;;)

フランス雑貨屋さん「プチコキャン」にて。
お箸サイドはなんだか滑りそうだけど
反対側はフォークになるツワモノです。
ブロッコリーとか刺したら、楽しそう。

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『人間は考える葦である』
とはパスカルの著書「パンセ」の一節ですが、
このあとに続く文がある事を知ったのは今日の近鉄電車の中でした。

『人間は自然のうちでもっとも弱い
一茎の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である。

これ(人間)を押しつぶすのに、宇宙全体は何も武装する必要はない。
風のひと吹き、水のひとしずくも、これを殺すのに十分である。
しかし、宇宙がこれを押しつぶすときにも、人間は
人間を殺すものよりいっそう高貴であるであろう。なぜなら、
人間は自分が死ぬことを知っており、宇宙が人間の上に優越することを
知っているからである。
宇宙はそれについては何も知らない。

空間によって宇宙は私を包み、ひとつの点として私を呑む。
思考によって、私は宇宙を包む』

思考するものは、思考されるものより偉大であるという内容ですが
3月の震災のことが強く思い出されてズシンときました。
改めて、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

ちなみにわたくしは残念ながら「パンセ」を
読んでいたわけではありません。
毛利衛さんや向井千秋さんら宇宙飛行士と
著者・立花隆さんとの対談をまとめた本
「宇宙を語る」(中公文庫)の中で、
著者が「哲学を生んだのは宇宙という存在ではないか」と
論じている部分に紹介されていました。

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