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奈良中部以南、
紅葉もクライマックスを迎えています。
まずは天川村「天河大弁財天社」のお向かい「来迎院」にある銀杏の木。
だいぶと散ってしまいましたが、足元はデラックスです。


もふもふ…
イエローMAXな姿は、旧ブログに載っていますので(08年)そちらもごらんください。

ひしゃくで受けられない勢いのお水。ちべたい!

次は、自宅から車で15分、桜井市「談山(たんざん)神社」へ。
中臣鎌子(藤原鎌足公)と中大兄皇子(後の天智天皇)が大化改新の談合をしたとされるところです。
…う~む、古代ロマン!
蘇我入鹿を討つ場面含む、あの有名な絵巻も見ることができます。


やっぱり、たくさんの人が来てました。


ランドマーク的な「13重の塔」。
中にちっちゃい人が沢山住んでいるイメージが湧くのはわたくしだけでしょうか。

お口直しに、ブルー系を。
昨日は夕方までお天気もよく、暖かい一日でした。

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京都へ行ってまいりました。

目的は紅葉&「バロック・コンサート」です。
バロック音楽は、モーツァルトとかベートーベンが活躍する以前の音楽、
いわゆるその後の「クラシック」の基盤。
わたくしはひそかに、この頃の作曲家のファンだったりします。
微妙顔のダンナをひきずって、行ってきました。

この時代までは、「神様の世界、もしくは宇宙の真理」みたいなものを
音であらわしたのが音楽なのであって、宗教色の強いものでした。
その枠を超え、人間の耳に心地よい音を追求したことは、当時の人たちにとっては
「華美に歪められた」ものとして「バロック=ゆがんだ真珠」と
呼ばれたということです。
自分はバイオリンを習っていて、この頃の音楽が教本に入っていたりしたので
馴染みがあるというのも理由ですが、クラシックよりもなんだか逆にモダンで自由、
そしてジャズとかロックに近いような不思議な要素も持っているところに、
魅力を感じています。

コンサートは、麩屋町通りにあるBarで。
ビルの6階なのに中庭?があり、木のカウンターや床が
いい雰囲気を出してるお店です。
楽器も、チェンバロとバイオリンが木でできているのはわかりますが、
フルートも木で出来ていて、なんだかリコーダーを横にして吹いているみたいで、
一瞬びっくりしました。

バロックの調律や奏法での演奏を聴く生の機会はあまりないので、
マニアックで恐縮ですが、…おもしろかったです。

で、このブログにこんなことを書いてしまおうと思ったのは、
あらためて「木ってすごいな」と思ったからです。
清水寺(この後行きました)にもなるし、
お店のフロアや棚にもなるし、
全然違う音色の楽器にもなるし、
そう、お箸にもなる。
この世に木がなかったら、つまんない世の中になってただろうなあ~
などと、しみじみ思った一日でした。

↓清水寺の写真です。
とにかく、ものすごい人でした。
そしていろんな言語が飛び交っていて、修学旅行生だったときとは全然違う雰囲気を味わいました。

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晴れ!のマークがついていたのに
結局一日曇っていた土曜日、
吉野山・金峯山寺へ行ってきました。


紅葉は「色づき始め」な感じでした。

日本最大(!)秘仏「金剛蔵王権現像」ご開帳中につき、
たくさんの人がやってきていました。
ほんと、大きかったです!
堂内ではお寺の人がご由緒や像について説明してくれていて、
なるほど~と納得しながら拝見しました。

三体のすごい怒ってる顔の像が並んでいるのですが、
これは如来さまや千手観音さま、弥勒菩薩さまが
このように姿を変えてこの世に現れたもので
(=それを「権現・権化」というそうです)
怒っている顔は人の心に住む「魔性」について
怒っているのであって、慈悲の色である
「青」をもって親が子を怒るのと同じ性質をあらわし、
これを「恕=じょ」(「怒」ではなく)というそうです。勉強になります。

「一対一でお話ができるように」と、
像のすぐそばに障子で仕切られたコの字型の小部屋?があり、
一人(または二人)ずつゆっくりお参りできるよう配慮されていました。

12/9まで公開されています。拝観料¥1000とお高いですが、
護摩木ストラップやエコバックがついてきます。


厚着のせんと君。


秋の草花。

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Meet Iwana at Takahata !

などとキメてみましたが
要するに「高畑でおいしいイワナが食べられる」との
峠商店T氏のお誘いをいただいて
われわれ夫婦でいそいそと出かけた、というわけです。

奈良公園からほど近く、住宅地の中に
文豪の家やアンティークショップなどが点在する、
落ち着いた雰囲気の「高畑」地区。
そこにお住まいであり、「健康」をコンセプトに
多方面でお仕事されていて、今回の主催者である上村稔さんとお会いししました。
みずから手入れされている畑と、その中にあるコテージ(?)に案内していただき、
そこで、前日に十津川村(奈良にある、日本最大の村)で捕れた
超フレッシュなイワナとご対面。

塩をもみこんで、

骨と身と間に竹串をさし、

(イワナはもちろんですが、この竹串も上村先生お手製でご準備くださっていて、
焼くときひっくり返しやすい形に整えられていて感動です)

用意した炭で焼きます。

しばし待ちます。

ひっくり返していい感じになってきたら・・・

いただきます!!

ほどよく塩味のきいたぱりっとした皮から
じゅわっ!!と溢れる旨みスープとほくほくの身がたまりません。ぅおいしい!
わたくしは川魚がなんとなーく苦手で(ぬめぬめして、なんか臭そう。あとなんか顔が壮絶)
屋台で売られていても食すことなく生きてきましたが、
きっとこの瞬間のために機会を保留していたのだと思いました。

平らげたあとは、野菜たっぷりお鍋。

テーブルもまことに便利に設計されています。

お鍋をかこんで、経営コンサルタントとしていろいろな事業(ほんとに、いろいろ)に
かかわられてきたお話や、
周りに広がる無農薬畑については
作物から珍客(いたち、ハクビシン(!)、猪など)のお話を聞き
へぇ~の連発でした。
「自然食を徹底する知識人」=ストイックなイメージを勝手にもっていましたが、
実際のご本人はおおらかで苦労をいとわない、
素直に尊敬できる方でした。

後片付けもそこそこに出てきてしまい恐縮ですが、
今回はありがとうございました&ごちそうさまでした!
お誘いくださった&運転のT氏にも感謝です。
手がけていらっしゃる商品「たんぽぽコーヒー」が美味しいと評判なので、
我が家でも試してみようと思っています。

http://www.sizenkenkou.co.jp/

(たんぽぽコーヒー)

http://www.sizenkenkou.co.jp/kiji.htm

(朝日新聞の紹介記事)

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『難を転ずる』として縁起がよく、
長寿を願ってお祝いの際に使われる「南天」のお箸。

白くすべすべとした木肌が魅力の、存在感あるおはしです。

箸の下に敷いたのは、わたくしの最近の趣味「切り絵」で、
『樹下鹿文様』という鎌倉時代の鏡のモチーフです。でしゃばっております。

さて、文化の日だった11月3日、
峠商店IT担当、そしてわたくしにとっては
義妹さんである、M嬢の結婚式が
つつがなくおこなわれました。
お天気も、前日までぐずぐずとしていたのが一転、
この佳き日を待っていたかのように晴れてすがすがしく、
ふたりの門出を祝福するようでした。

おめでとぅ!!

旦那さんの転勤に伴って千葉に住まいを構えることとなり
わたくし個人的には寂しいかぎり&元・関東人として
交換留学生みたいな不思議な気分です…
M部長(と呼んだことはないけど)、ぜひほがらかな家庭を!そして
住まいは遠くなりますがその距離も楽しんでネタにし合いましょう。

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先週末は、下市町から車で40分ほどの
「天川村」へ行ってきました。

天川村は、今だ女人禁制を堅く守る修験道の山
大峯山のお膝元で、標高1,000〜2,000mの
「近畿の屋根」大峰山系の山々に囲まれた村です。集落は441m〜820mの標高にあり、
冬はめちゃくちゃ寒いし、耕地にも向いていないので
昔は定住する人はいませんでしたが、
約1300年前に大峰開山がなされて以来、
山岳修験道の根本道場として栄えてきました。
平安時代には、宇多天皇、菅原道真、藤原道長、白川法皇、西行法師などを
はじめとする多くの貴顕や一般の人々が、熱心に
大峯山への御岳詣を行ったということです。
いまや一大パワースポットとして有名になった
天河大弁財天神社をはじめ、
すんだ空気や水、そしてずいぶん整った道路に惹かれて
今はたくさんの人が訪れています。

で、
下市町から近いとはいえ、山を登るにつれて
どんどんフロントガラスも曇るし、
服装も3割増くらいでちょうどいいくらいでした。

そして、紅葉も早い!!
温泉でゆっくりした後「龍泉寺」へ
行ってきたのですが、いいかんじで色づいていました。


ペアルックカップルも、もみじ色にございます。


じょぼぼぼ・・・

今週末6日、7日に「もみじ祭り」が開催されるそうです。
猪鍋ふるまいとか、ヘリコプター遊覧とか、
結構大きいイベントです。

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