朝晩涼しくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
いつのまにか彼岸花が咲き稲穂も垂れ、
なんだか秋めいてきました。


(峠商店のある川沿いから)
今年はぴったり、お彼岸の時期に咲きました。

自宅(橿原)のご近所、本薬師寺跡では、ここ数年恒例になった
ホテイアオイの群生が見ごろをむかえていて、大和三山のひとつ・畝傍山をバックに、うす紫の花々と、金色の田んぼと真っ赤な彼岸花と、カラフルな競演を見せてくれました。

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ずいぶん前ですが、「MFJモトクロス全国大会 in 下市」が、先日8月3、4日に下市で開催されておりました。

私、モトクロスという競技をここで初めて知りました。
土曜日の業務後に、ちょっと寄ってみようかという軽い感じだったんですが、
来てみれば全国各地から集まったちびっこ~大人までが、実に3Dなコースをブンブンとバイクで走り抜けており、迫力たっぷりでした。なにより日本の北から南までの人たちが、下市に来ている!っていう事実に、ジーンと来ちゃいました。招致や準備、尽力されたんでしょうね~。

クールなオフィシャル動画もありました↓
わぁー下市ってほんとに山ばっかりのトコだなあ等と思いながら見ていたら、若干船酔い症状が出ました(笑)三半規管の弱い方はご覧の際ご注意を・・・

フィールド外ではフードやグッズのブースがあり、旦那が(少しだけ私も)公私でお世話になっている方々が出店していて、チョイ寄りのつもりがお酒も入ってどっぷり楽しんでしまいました。
ありがとうございました。

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お暑うございます。
少しでも涼しげに…と、そのへんにあるお箸ブラザーズの頭(?)を並べてみました。
一膳で置いてあるとただの「わりばし」ですが、
集まるとみんなけっこう個性的。

では業界用語でsay!
(左から)
すぎまさ9ソ
ひのき丸ばし24cm
たけ9寸そうせい
たんかタケ9ソ
すぎまさ9フ
たんかタケカク

無理やりだったりそのまんまだったりしてますが、ゴロも…よくないですね。
すみません。

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梅雨明けまして、ガツッと暑い日々がやってきました。
スマホの天気予報も「晴れ」じゃなくて「猛暑」…
何をするにも体力を奪われ、私はゾンビのように歩いております。

ご依頼のあったお箸袋の、印刷に使う色味を確認するのにチャートをぱらぱらと見ていましたが、やっぱり涼しげな色合いのページにココロ惹かれちゃいます。

さて先週、暑い中、宮滝というところを散歩してきたのですが、
杉林は、木どうしの間隔が狭くてうっそうとしていました。

吉野杉の特徴として、このように密度を高く植林することで
成長がゆっくりになり、木目のつまった美しい木材が採れるんだそうです。

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今日は七味の日、波の日、ソフトクリームの日、通天閣の日、
だそうです。
いかにも梅雨という季節になりました。

紫陽花があちこちでグラデーションを効かせています。

ダンナさんが育てている胡瓜も日々収穫。

『と』

などと書いているうちに急な嵐がやってきました。
気をつけて帰りましょう…

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沖縄、九州につづき関西圏も梅雨入りした(とみられる)と発表がありましたね。
下市は現在ピーカンで風が気持ち良いですが、山々の緑もいつのまにか濃くなり、春はもう終わりか、とちょっとびっくりしています。

つかのまの春の間に天川村へドライブしてきましたが、みずみずしさあふれる自然から、エネルギー(なんとなく)とおいしい水(ごろごろ水)をいただいて帰ってきました。

天河神社の龍も心なしか爆笑しているように見えます。

さて、その採水してきたごろごろ水(お腹をこわしそうな名ですが、銘水です)を使って、「くずきり」をつくってみました。

吉野産の葛粉を、溶いて、平らな容器で揺らしながら湯せんして、固まってきたらお湯の中にどぼん→透明になったら冷水で冷やして切って→できあがり→すぐに食べます

意外と簡単!そして美味!
分量としては葛粉40gを水100mlで溶かし、専門の容器がないので薄広型のタッパーに入れ半量ずつ作りました。(2人分)
黒蜜は黒糖をちょっとの水で煮溶かすのみ。

つるっともちっと、ちょっと感動…
すでに麺状になったドライのくずきりより、私は粉のほうが使い勝手が良いです。
お箸は万能選手「らんちゅう」で。

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こんにちは。
冬服を出したり入れたりしながらの4月でしたね。

ご報告遅くなりましたが、今年も吉野の桜を見てきました。
全国的にそうだったように開花が早く、4月第一週あたりが
中千本の見頃でした。
(写真は4/5のものです)


(下千本)


(名所・吉水神社から)


(もちっとつるっと、できたて葛きり)


(上千本の展望台から)


(バイクと桜)

横須賀から友人が遊びにきていたので、神社や名物の葛など吉野ポイントをきっちりおさえながら楽しんできました。
毎年、中千本くらいまででいいかな~と思って行くのですが、
中途下山はなんだか自分に負けた気がして、結局上千本まで登ってへとへとになります。

個人的には、秀吉がお花見したという吉水神社でできる邪気祓い
(自分で印を切り唱えます)が、
スッキリした気分になれてオススメです。

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 まだ冬のコートを手放すのが怖い今日この頃ですが、日もだいぶのびて、風のにおいも春めいてきたように感じます。

 春の桜と言えば吉野。咲き具合ですが今はつぼみまたは一分咲き、といったところだそうです。四月上旬が見ごろですね。

 さて、吉野はその地名から、ソメイヨシノ=染井吉野が植えてあると思うかもしれません(私は思ってました)。でも、実際の吉野山は葉と花が同時に出る「山桜」が主です。
 花だけが先に咲く染井吉野は、東京・染井村の植木屋さんが品種改良したもので、最初名前を 桜と言えば吉野だろう、という事で「吉野桜」としたそうです。
しかし実際に吉野に咲いている山桜と混同してはいけない、ということで、明治時代に「染井吉野」と新たに命名したものなのだそうです。
 なので、あたり一面ミルキィピンク=桜!春!というお花見のイメージは意外と最近の世で作られたものなのですね。

 吉野山の場合は新緑の山の合間に桜のピンクが溶け込んで、柔らかにまじりあっている感じです。単純に花だらけの世界をイメージして最初に行ったときは、あれ…他の木の方が多いじゃないか、などとがっかりしていたのですが、訪れるたび、淡い色彩のあいまいな境界にじわじわと魅力が増し、日本人の美の感性ってこういうこと?なんて思っちゃったりすることができました。

 峠商店では春といっても来年の新春への準備がすでに始まっています。綺麗な木目のお重を見せてもらいました。すべすべです。

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 こんにちは。まさに季節の変わり目、お変わりなくお過ごしでしょうか?

先日「陰陽師Ⅱ」をTVで観ていて、出雲の国がどうとかという場面で、なんだか見たことあるような所だなあと思っていたら、ロケ地が鷹取山(横須賀)という、幼少時代のご近所遊び場でした。
「わたしはいにしえの風景を知っている…?!」なんて事はなかったわけで…

個人的な話を失礼しました。
今日は地元吉野・下市のゆるキャラについて書きます。
「ごんたくん」は町制120年を記念して生まれた下市のマスコットキャラクターで、けっこうカワイイのです。

(画像は下市町HPからいただきました)

某工作番組とは関係ないようです。
下市町が歌舞伎「義経千本桜」3段目、「すし屋の段」の舞台になっていてその主人公「いがみの権太」にちなんでおり、小学生のアイディアの合作なのだそうです。
市HPなどでは
「権太はすし屋の勘当息子だったが改心し、平維盛を救うために命を落とした、恩義を貫こうとする気の優しい人物として描かれる」
と、さらりと説明があって、ふうんそうなのか~と思うところですが、たしか千本桜って中学の音楽の授業でも習ったなあ、と思い出し興味がわいたので、もうすこしこの権太くんについて掘り下げてみます。

まず分かったのは「義経千本桜」というのはおもいっきりファンタジーで、歴史上戦死したとされる武将が普通に生きていたりします。

舞台は源平合戦直後の時世、合戦にかかわった者たちのその後のストーリーが展開されるという、オムニバス形式になっています。
「すし屋の段」は3段目の後半部分のことで、前半の「木の実・小金吾討死」と合わせ、敗れて落ちのびている平維盛に関するお話です。義経も弁慶も出てきません。

(内容)
吉野山のふもと、下市にあるお鮨屋にイケメン使用人が住みつくのですが、これが平維盛です。「弥助」と名乗っています。
鮨屋の主人は維盛の父・重盛に恩があり、事情を知ってかくまっています。

この鮨屋の主人には「権太」というダメ息子がいます。
「いがみの」というのは「喧嘩・いがみ合う」ではなく「ゆがんだ性格の・嫌われ者の」というニュアンスだそうです。
この権太は平気で犯罪をしたりして勘当されているのですが、実家に帰ってきて母親を言いくるめお金をだまし取ったところ、父親が帰ってきたので慌てて手近にある寿司桶のひとつにお金をかくし、自分も隠れます。
どうでもいいですが額にして500万弱くらいです。とんでもないやつです。

隠れて聞いた父親の話から、使用人弥助=維盛だと知ってしまった権太。鎌倉幕府の役人に差し出せばいい金になる!と、さっきの寿司桶を重さで適当に判断して手に持ち、家を飛び出していきます。
ところがこの寿司桶には、父親が維盛の身代わりとして差し出そうと準備していた小金吾(維盛の妻子の用心棒。すでに死亡)の生首が入っていたのです。
ひえ~。

その後やってきた梶原一行(幕府の捜索隊。悪役)に、意気揚々と「維盛の首をとった」と差し出す権太。その場にいた父親は、権太が帰ってきていたことや寿司桶の中身がすり替わっていることなど知らないので、命にかえても自分が守ろうとした維盛様を権太が金の為に殺してしまった!と思い、「親父様!」と向かってくる息子を刀で刺してしまいます。

権太は刺された状態で、間違えて生首桶を持ってきてしまったのを知った時「今が性根の直し時」と思った、このまま身代わりの首を差し出して母親からもらったお金も維盛さま(無事)にあげようと思っていた、等といきなりイイことを言い息絶えるのでした。

・・・改心のタイミングが非常に悪かったのですね。
このお話の中には恋愛あり、頼朝がらみの感動をさそう続きもあり、なのですがこれまでにします。

ここまで知って思ったのは、ゆるかわ☆ごんたくんのスマイルに隠された悲しい過去(?)の重み、
そして持っている桶の中身ってなんだろうね!ということです。

調べたら海老蔵さんが権太役をやっていたり、歌舞伎もいちどしっかり観てみたいなあ、と興味のわくこの頃です。
ちなみにここに出てくるお鮨屋さんは「つるべすし弥助」という下市に実在するお店で、鮎料理を中心に美味しい懐石やお鮨をいただけますよ。

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こらしめておやりなさい。
…ではなくて、木の話です。

板目・柾目というのはよく聞きますが
あれ、どっちがどんな模様だったっけな、と
30歳も過ぎていまさら聞けない常識を 今一度、検証いたしましたので
お付き合いください。

流石に切り株は手に入らず、またひ弱な女子の腕力を考慮して
バウムクーヘン(大好物)でおこないます。

簡単に言うと
年輪に対して垂直に切り出したものが柾目、
並行に切り出したものが板目、となります。
(実際の木取りとは異なります)
柾目は縦に真っ直ぐ年輪の縞が並び、柾目はたゆたうような模様が特徴です。
なお柾目材は丸太からの板取りの歩留りが悪いため、一般的に値段は高くなります。

まず、柾目。

美味しそうです。

ここからさらに板目を想定してスライス。

板目っぽい感じの切片が取れました。
美味しそうです。

(バウムはこのあとスタッフが美味しくいただきました)

さて、割り箸にとっても
柾目板目というのは重要なスペックになります。

例えば、杉材の箸は真っ直ぐな杢目の美しさを際立たせるために柾目が好まれ、
またその色味や木目の数でランクが変わってきます。


(杉天削9寸・柾目)

ひのきの場合は表面の美しい光沢や香りに特徴があり、
それを活かすよう板目で作られることが多いようです。


(桧天削8寸・板目)

表と側面で板目・柾目が逆に出ていて、おもしろいですね。

そんなこんなで、「木目」のお話でした。
お店などで割り箸を使う機会があったら、
ちょっと木材や杢目にも注目してみてくださいね。

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