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『人間は考える葦である』
とはパスカルの著書「パンセ」の一節ですが、
このあとに続く文がある事を知ったのは今日の近鉄電車の中でした。

『人間は自然のうちでもっとも弱い
一茎の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である。

これ(人間)を押しつぶすのに、宇宙全体は何も武装する必要はない。
風のひと吹き、水のひとしずくも、これを殺すのに十分である。
しかし、宇宙がこれを押しつぶすときにも、人間は
人間を殺すものよりいっそう高貴であるであろう。なぜなら、
人間は自分が死ぬことを知っており、宇宙が人間の上に優越することを
知っているからである。
宇宙はそれについては何も知らない。

空間によって宇宙は私を包み、ひとつの点として私を呑む。
思考によって、私は宇宙を包む』

思考するものは、思考されるものより偉大であるという内容ですが
3月の震災のことが強く思い出されてズシンときました。
改めて、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

ちなみにわたくしは残念ながら「パンセ」を
読んでいたわけではありません。
毛利衛さんや向井千秋さんら宇宙飛行士と
著者・立花隆さんとの対談をまとめた本
「宇宙を語る」(中公文庫)の中で、
著者が「哲学を生んだのは宇宙という存在ではないか」と
論じている部分に紹介されていました。

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友人・Pさん(吉野桜の記事内でうしろあたまが出演しています)
のおさそいをもらって、大阪へ、いわゆる
「ライブハウス」へ、足を踏み入れてきました!

ロック?いやポップ?でしょうか、
NANAに出てきそうな編成のバンドが順番に楽曲を披露し、
「ワンドリンク制」なるドリンクをちびちび飲みながら
オールスタンディング形式でゆらゆらとノリを楽しみます。

わたくしはバンドとかライブハウスとかは超・初心者なので、
あまりの音量と肋骨や内臓が振動する感覚に
はじめは「動悸」と勘違いしましたが、慣れたら大丈夫でした。
唄っているのを間近で体感できるのもCDで聴くのとは大違いで
「これが臨場感というものか」と
妙に納得いたしました。

欲を言うなら、椅子が欲しかったです。

ということで、自分としてはちょっとした音楽の冒険だったわけですが、

先日こんな冒険もみつけました。

峠商店の超ご近所、大川商店さんの
309号沿いにお店も併設した工場…
おっと、「未来こんにゃく研究所」の商品です。
さっそくいろいろ装填して炒り煮で発進してみましたが
看板に偽りなし、味しみ抜群でおいしかったです~。

当たり前ですが袋のイメージとは違い
料理の見た目に未来感はありませんでした。

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突然ですけど、奈良県「桜井市」の、PRアニメをご存知でしょうか。

動画サイトyoutubeで公開、また
都内をはじめ全国で10店舗あるトラベルカフェというお店で、
4月から1ヶ月放映されており話題になっています。

内容は、邪馬台国(候補)があった桜井市ならではのキャラクター
「ひみこちゃん」が、いろんな人?の悩みを解決するという
その名も『占え!ひみこちゃん』。

3話まで公開されています。
相談者は、束でしか認識されないと悩むそうめんちゃん(1本)や
妻が最近冷たいという木製仮面夫婦など、
元ネタは桜井市の名産品や文化財です。

そしてひみこちゃんの占いスタイルがすごいです。
もはや占いではないと思います。

ご近所だからという理由以上に、桜井市を応援したくなっちゃう
ゆるアニメ、ご覧になってみては。

桜井市のマスコットキャラクターひみこちゃんがアニメになりました

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本日は八十八夜だそうです。
立春から87日目ということです・・・早いですね。
たしかに、つい先月までは寒い寒いと鼻水をたらしていたのに
最近はいつのまにか陽射しも強くなり
「暑い」的ワードをちらほら聞くようになってきました。

そして先月の東日本大震災からは52日が経過しました。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げ、
復興を祈念・応援いたします。

最近の■CのCMみたいですが、先々週(4月24日)、桜の吉野山に
横須賀時代の同級生と訪れてきましたので、
写真でご報告です。

吉野駅で電車を降りてから奥千本までバスを乗り継ぎ、
そこからは徒歩で上~中~下千本、吉野駅まで下りました。

開花のクライマックスは前週だったので一面ピンクとはいきませんでしたが、
薫るようなみずみずしい新緑とあいまって
なんというか、桜餅が食べたくなる色味でした。

友人いわく、
「下から吹き上げてくる桜吹雪がいい」
たしかに、他ではあまりないかもしれません。

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あけまし、た、おめでとうございます!!

5月生まれ・O型の悪い性格が出てしまい
更新停滞も極まっております。

振り返れば吉野の2011年は豪雪の幕開けでした。
いろんな人から、
「今年は異常だから!いつもはこんなんならへんから!」と、
神奈川のぬるま湯気候で育ったわたくしに
フォローが入りました。ほんとにそうなんでしょうかねえ。



あと、雪かきって体力が要るものだなあと、はじめて知りました。
ちょっとなら楽しいですね。

ともあれ峠商店、今年も全員元気に新年スタートしております。
どうぞ本年も、よろしくお願いいたします。

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最近、演歌の良さがちょっとだけわかってきた
峠家の嫁です。
いかがおすごしでしょうか。

先週、高取町にある壺坂寺へ行ってきました。
下市へ向かう途中、車中から、連なる山の中腹に白く見える
観音さまの頭が気になっていました。

壺坂寺は「眼病封じのお寺」として知られ、
眼の仏さまといわれる十一面千手観音菩薩がご本尊です。
お堂の脇にはでっかいメガネ。
合掌してくぐると、確か、なんか良いことがあるそうです。

そして例の観音さま。


立ち姿(高さ20m!)と横たわった姿の像があり、
なんとなく、幼い頃に見た鎌倉の大仏さまと雰囲気が似ていて
懐かしい気持ちになりました。
ここからは大和三山をはじめ、奈良盆地が一望できる絶景ポイントです。


携帯の画像で失礼しております。

壺坂寺は、昭和に入ってからインドのハンセン病救済活動に参加したり、
各地で事業や交流をおこなうなど日印の交流が盛んで、
↑の観音像をはじめ、多くのインド由来の石彫文化が
境内の各地にみられます。
なので、なんだか日本じゃないみたいな、
不思議な気分になれます。

なお、12月18日まで、
重要文化財の、三重塔の初層が特別開扉されています。
あまり宣伝されていないのですが、
513年ぶりに初めて公開されるものです。
それってすごいんじゃないですかね。

安置されている小さな如来さまは金箔等の装飾がされなかったために
美しい木肌がそのまま残っていて
その手が結ぶ印も、確か「智拳印」という
(忍者の「これにてドロン!」に似たかんじ)
珍しいかたちです。
三重塔の構造そのものも、メインの柱が宙ぶらりんという
「東京スカイツリー」と同じ作りをしているそうで、
こうすると地震に強いんだとか。
(聞いたままとはいえ宙ぶらりん、などと言うと不安にさせかねないので
、勉強したいかたはこちらをどうぞ…http://www.nikken.co.jp/ja/skytree/structure/structure_04.php)

ボランティアの方が説明をしてくれていて、
特別公開と知らずにスルーしたマダムたちも
わらわらと戻ってきていました。

ということで、
昭和50年以降に建てられたものも多い
オールド&モダン、今なお進化中のお寺なので
初めてのひとも、以前訪れたことのある方も
得るものがあるのでは、と思います。

それではまた。

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Meet Iwana at Takahata !

などとキメてみましたが
要するに「高畑でおいしいイワナが食べられる」との
峠商店T氏のお誘いをいただいて
われわれ夫婦でいそいそと出かけた、というわけです。

奈良公園からほど近く、住宅地の中に
文豪の家やアンティークショップなどが点在する、
落ち着いた雰囲気の「高畑」地区。
そこにお住まいであり、「健康」をコンセプトに
多方面でお仕事されていて、今回の主催者である上村稔さんとお会いししました。
みずから手入れされている畑と、その中にあるコテージ(?)に案内していただき、
そこで、前日に十津川村(奈良にある、日本最大の村)で捕れた
超フレッシュなイワナとご対面。

塩をもみこんで、

骨と身と間に竹串をさし、

(イワナはもちろんですが、この竹串も上村先生お手製でご準備くださっていて、
焼くときひっくり返しやすい形に整えられていて感動です)

用意した炭で焼きます。

しばし待ちます。

ひっくり返していい感じになってきたら・・・

いただきます!!

ほどよく塩味のきいたぱりっとした皮から
じゅわっ!!と溢れる旨みスープとほくほくの身がたまりません。ぅおいしい!
わたくしは川魚がなんとなーく苦手で(ぬめぬめして、なんか臭そう。あとなんか顔が壮絶)
屋台で売られていても食すことなく生きてきましたが、
きっとこの瞬間のために機会を保留していたのだと思いました。

平らげたあとは、野菜たっぷりお鍋。

テーブルもまことに便利に設計されています。

お鍋をかこんで、経営コンサルタントとしていろいろな事業(ほんとに、いろいろ)に
かかわられてきたお話や、
周りに広がる無農薬畑については
作物から珍客(いたち、ハクビシン(!)、猪など)のお話を聞き
へぇ~の連発でした。
「自然食を徹底する知識人」=ストイックなイメージを勝手にもっていましたが、
実際のご本人はおおらかで苦労をいとわない、
素直に尊敬できる方でした。

後片付けもそこそこに出てきてしまい恐縮ですが、
今回はありがとうございました&ごちそうさまでした!
お誘いくださった&運転のT氏にも感謝です。
手がけていらっしゃる商品「たんぽぽコーヒー」が美味しいと評判なので、
我が家でも試してみようと思っています。

http://www.sizenkenkou.co.jp/

(たんぽぽコーヒー)

http://www.sizenkenkou.co.jp/kiji.htm

(朝日新聞の紹介記事)

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「おんでまんど」
  関西弁では
     ないと知り 


ということで、
最近、会社内でも外でもよく聞くようになった
「オンデマンド」。って、詳しくは
どんなものなんでしょう。

・オン‐デマンド【on demand】=「要求に応じて」の意。
また、「オンデマンド出版」は、
希望者の注文に応じて書籍などを印刷・製本して販売する出版システム。
雑誌や書籍のデータをデジタル化しておいて、
インターネットなどを通じて注文を受ける。
在庫を持たないで小口の注文にも対応できるよう
考えられたもの。
すでに刊行されている書籍用に開発されたものだが、
雑誌の特集などを集めて特注の冊子を作るといった利用方法もある。
(大辞泉)

事務所で、お箸袋の印刷などの件で
電話しているのを聞いて、
よくでてくる言葉だとは思ってました。
英語だと自覚してからは、単語でなんとなく
意味はわかっているつもりでしたが、
そういう便利なところがあったのですねえ。

どうも、失礼しました。

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峠商店は吉野郡下市町に位置しておりますが、
この下市町、町制120年を記念し
キャラクターが決定したそうです。
その名も
「ごんたくん」

http://www.nara-np.co.jp/20101015104312.html

同町が歌舞伎「義経三本桜」3段目の「すし屋の段」の舞台になっていることから、
主人公「いがみの権太」にちなんで考案されたそうで、
デザインはこどもたちのアイディアの合作のようです。

下市町HPでも「ごんたくんプロフィール」とか、
「今日のごんたくん」とか、
準備がすすんでいるもようです。(まだ見れない)

このようなご当地キャラは、奈良県内で
昨年から10体以上も生まれていて、
・田原本町「ももたん」:桃太郎伝説から
・宇陀市「ウッピー」:…響きがかわいい
・桜井市「ひみこちゃん」:邪馬台国伝説から
・葛城市「蓮花ちゃん」:当麻寺の中将姫伝説から
・橿原市「こだいちゃん」:藤原京の時代の装束をイメージ
・曽爾村「そーちゃん」「にーちゃん」:……
などなど。
わたくしは橿原市民でありながら、
こだいちゃんを知りませんでした。
お住まいの地域の(ゆる)キャラ、ご存知ですか。

なお、イベントで活躍する着ぐるみは
制作費に1体数十万~100万円程度かかるそうですが、
大和郡山市は、「古事記編さんに貢献した語り部・稗田阿礼(ひえだのあれ)にちなんだ
「アレイちゃん」の着ぐるみを職員らが手作りして制作費を抑え、
注文品にはない“ゆるさ”を醸し出している」そうです。(読売新聞より)

奈良は各地に歴史や伝説があるので、キャラクターもそれにちなんだものが多く、
うまく特徴付けられているなあと思いました。

ちなみに、神戸市は
市だけで42体ものキャラクターをかかえているらしく
まさに「乱立」状態です。
ゴミの分別を推進するブタの「ワケトン」、妹の「トコトン」や、
分別をしないライバルの「ワケヘン」等が人気らしいです。

昨今は特に、地域やイベントに親しみとか、興味を持ってもらうのに
キャラクターは欠かせない存在になりつつあるようですね。
峠商店のゆるキャラも、あったほうがいいのかしら。

  

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こんにちは。
秋を満喫する間もなく急に冷え込んできてびっくりです。
体調など崩されていませんでしょうか。

遅ればせながら先日、大和郡山にて開催された、
峠商店T氏の楽団のコンサートに行ってきました。
我々は道を間違えて遅刻し(ごめんなさい)、和田アキ子メドレーから聴かせてもらいました。
格調高い?オーケストラもいいですが、
ブラスバンドは元気をもらえる感じがいいですよね。
刺激の足りない脳に強炭酸を流し込まれたい方はぜひ、

「郡山シティシャープサウンズ」=KCSSさん。

http://sound.jp/kcss/index.html

11/3こおりやま音楽祭”樂”でも演奏されるそうですので、
足をのばしてみてはいかがでしょう。
ちなみにわたくしは高校時代サックスをかじっていましたが
(エロカッコイイなあと思い選んだ)、
まあ、あんまり上手くなかったです。

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