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飛鳥・甘樫の丘のコスモスです。
ご近所の藤原京跡のほうが大規模ですが、こちらは
遅い時期まで頑張って咲いていました。

くんずほぐれつ。

コスモスにもいろんな種類が
あるんですねー。

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冷え込んでまいりました。
体調崩されていませんでしょうか。

今回は紅葉しかけの室生寺、そしてすすきで有名な
曽爾高原のようすをお伝えします。
ちなみに写真は先週以前のものなので、11/15現在の参考にはなりませぬ~。

まずは、女性も受け入れた事から女人高野とも呼ばれる室生寺。

金堂の、今にも動き出しそうなフリーダムポーズの十二神将(運慶作といわれてます)
ただしマイナス二体(博物館にいます)、が、とても印象深かったです。

竜胆の花咲く旅館でお昼ご飯をいただいていると、同じくお食事中の
旅する蝶・アサギマダラを見かけました。


その北上・南下の旅路は長く、関西から台湾まで飛んだ記録もあるそうで。
道中がんばれ~!

なかなか遠方からは来づらい位置にありますが、広大な敷地と
貴重な文化財にゆっくり向き合える室生寺、奈良旅行するひとには
ぜひお薦めしたいと思います。

そして車で移動の道中、宇陀とか室生地区にはこだわりのパン屋さんが
何軒もあって、今回は二軒寄らせてもらいましたが
とても美味しかったし、雰囲気も素敵!!

よって、この行程をこむぎ街道と命名いたします。

そして曽爾高原。
「奈良の、すごい右の方にある」という位置認識しかありませんでした…
ススキが夕日の逆光を受けて銀色の絨毯と化す!!というフレーズに惹かれて
ドライブ要請したのですが、あいにく、曇り空から回復しきらないうちに
日没してしまいました。
でも、高原まわりのプチハイキングも楽しめましたし(ふもとから頑張るコースもあります)、
山々と雲と夕日の織りなすスカイアートも素敵でした。
また来年も、違う表情を見に訪れたい場所です。


東吉野方面?


日没まぎわ、一面ピンク色になりました。

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え~と、言いたいことはすべてパッケージに書いてございます。

国産杉のお箸を使っていただくと
日本の山が元気になります!
あなたのお使いになった「一膳」が
林業の活性化と森林の育成につながっています

吉野杉箸商工業協同組合プロデュースのこちらのお箸、
東京でこの秋冬に配布されるそうです。
関東のかた、入手される機会があったら
よろしくお願いしますね!

日本の山を元気に・・・と掲げつつ、
個人的にはこの9月にスイスの山に元気をもらってきたり。

どーん!
その昔海底だったというマッターホルン。

こちらはさわやか~、アルプスの女王 リギ山。

日本の山とは全く違う魅力に圧倒されました。
スイスにお嫁に行った友人夫妻や、ドイツで学問や音楽に励む先輩後輩に
おんぶにだっこトラベル、ダンナ様と猫をおいて遊び倒してきました!
このぶん、峠商店のお手伝いがんばろうと思います。

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ちょっとだけ関東へ行ってきました。
ほぼ、飲食店めぐりだったのですが…
都会での今の主流はプラスチック箸なのですかね~。

(以下、お箸屋関係者としての偏ったひとりごとです)
なんかまっ黒いキズキズのヤツが箸袋に入ってると、個人的にはギョッとしちゃう。
知らん人が使ったのを洗剤使って洗ってまたセットして使いまわすよりも、
木のお箸のほうがお客としては清潔&もてなし感あるなあ。
そもそもなんか滑って食べにくいよ~。
(ひとりごとおわり)

本来の「日本のお箸」としての役割(あなたのために新しい箸を用意しましたよ、という
おもてなし心とか、食べ心地(?)みたいなもの)が、経費面やらなんやらと
天秤にかけられて切り捨てられていっている気がして、…まあ、
そういうのをお客のほうもいつでも求めてはいない時代ですが、
ちょっとさみしい気がします。

ドジョウ政権で景気がよくなったら、牛丼屋さんでもバンバン
「国産杉らんちゅう」とか使っちゃってほしいです。

さて、今回の上京コースは、

1横浜で夫婦集合し、中華街で朝粥を食べ
(謝甜記弍号店という有名なお店。朝9時で行列です)、

2おとなりのマッサージ屋さんでもみもみしてもらい、

↑お店にいたパンダ。お疲れぎみです…アゴ出すぎ。

3旦那様のお気に入り・悟空茶荘 
というお茶専門店で一時間半ねばり、

わたくしは「鳳凰・蜜蘭香単叢(みつらんこうたんそう)」というお茶を頂きました。その名の通り蜜のような濃厚な甘い香りと純度の高い味わいでした。中国茶にハマってしまいそうです。高いけど…

4根岸線にて「洋光台」駅近くにある
「 はまぎん こども宇宙科学館」へ行く。
私が幼い頃よく通ったので、お参り感覚です。
当時はデカイ!と思っていたものが意外と小さかったりするお決まりの感覚…。
こども・と明記されてますが、「プラズマ」「宇宙線」「オーロラ」「重力」
これらのワードにぐっときた大人の方、意外と楽しめますぞ。
都会の博物館のように広大ではないですが、凝縮されてます。
モールス信号を打てる(だが難しい)ブースにて、「ハラペッタ」と謎のダイイングメッセージを残してきました。

5新宿にてだんなの友人と「ラムしゃぶ」会。
お肉の盛り方が素敵。

言わせて頂きます「肉の花束や~」

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8月4日(箸の日)、
下市町にある「吉野杉箸神社」では
毎年お祭りが行われています。

木曜日でバイトがあったわたくしは行けませんでしたが、
参加した峠商店社長から当日の写真をもらえましたので
ご紹介いたします。


こちらが杉箸神社。


皆さん暑そう・・・!!


スイカのお供えに夏を感じます。


特製「吉野杉」ストラップ。
杉の香りや手ざわりを感じて、
下市特産のお箸の良さを知ってもらいたいですね~。

≪杉箸神社について≫
日本ではじめて建立された箸をご神体とする神社で、
昭和25年に、大和下市製箸商工業協同組合・下市製箸組合が
中心となり祀られました。
祭神;須佐之男命(箸の神)・大山津見神(山の神)・久々能智神(材木の神)

お箸がご神体…さすがは割り箸発祥の地!

唯一の全知全能の神様=「GOD」とは意を異にする
八百万の神様がいるこのニッポン、
同じものや人を尊び、大切に思う仲間が集まってお祭りをする事は
縮小拡散しつつあれどもコミュニティに生きる日本人として
受け継いでいくべき大事なココロだと思うのであります。

杉箸神社について参考にさせていただきました→奈良の寺社

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7月になりました。
あっというまに2011・ザ・下半期、
猛暑&節電という、みぞうゆう(笑)の過酷な夏になりそうです。

自分ごとですが、毎年気温30度前後になると
オートで脳内分泌される曲が『La Bamba』という曲です。
聞けば、あ~もういいよ暑くたってサ、ビールがおいしいじゃん、ヘイ。という
暑さ受け入れ姿勢になり、強制的に呑気になれるのです。
多分スペイン語で「♪う~なぽっかでぐらっしぁ」という
フレーズが好きです。多分、「ちょっと上品♪」という意味です。

ここ最近TVCMでも、
「あららなんか眠いな」・
「ぱらばら・ら・パンパース」など、
おもしろアレンジでよく聞きます。

もともとメキシコ民謡だったものを
アメリカ人歌手リッチー・ヴァレンスがロックにアレンジしたのが普及の始まりです。
ヴァレンスは17歳で飛行機事故で亡くなってしまうのですが
その彼を主人公にした映画その名も『ラ☆バンバ』の
同名主題歌を手がけたのがロス・ロボスというバンドで、
この曲が大ヒットしています。
そのほか、ものすごくいろいろな人がカヴァーしていて、
dragon ashやあのエミネムまで…
どれもキャラクターを活かしてばっちりハマったアレンジになっていて好きです。
「la Bamba」すごくシンプルで、
バックバンドもワンフレーズを突き通せばなんとかなっちゃうくらいなのですが、
そこが多様性を秘めていて、魅力のひとつでもあります。
リッチー・ヴァレンスver.
ロス・ロボスver.
Dragon Ash ver.
あのCM
(すべてyoutube)

もう一曲、2011脳内夏曲としてインプットされたのが
バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」です。
docomoさんのCMで、九州の森の中に巡らせた超ロング木琴の上を
木のボールが進み、上記の曲を奏でていくのですが、これがまた頭に残るのです。
森の木琴
森の木琴 メイキング

かの「ピタゴラスイッチ」を彷彿とさせる?仕掛けでトレモロを表現したりして
とっても面白いし、ボールがつたない感じでポケポケと進んでいく様子に
「おお、ガンバレガンバレ」と我が子(いませんが)のように応援したくなります。
また、森の中のサウンドがきれいに拾われていて、
木琴の素朴な音色とあいまってすごくフレッシュで涼やかな気分になります。
CMの最後に、宣伝対象である携帯電話が映されるのですが、
そこに国産のお箸とすり替えておいても絵になる…と、
こずるい事を考えてしまいました。

以上、対照的な2曲を語ってみましたが、
皆さまは今年の夏をどう乗り切りますか。
暑さを堪能するか、涼を求めるか。
我々はとりあえず再来週、和歌山の白浜に行く計画です。
うーん、微妙~!

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一説には梅が熟す頃の長雨だから、という「梅雨」。
まさに旬、ということで
あちこちで青梅が袋詰めで売っているのを見かけます。
我々も例にもれず購入して(@明日香夢販売所、以下略)
週末に梅酒を漬けました。

ちなみに昨年はじめて梅酒作りにトライしたのですが
なかなかいい出来だったので、調子にのって
今年は二瓶。小さいほうははちみつで…

飲みごろは3カ月後~と、レシピには書いてあります。
いやいや、苦労してここまでやったのに
今飲めないなんて・・・
ということで、我慢出来ずに出来上がってる梅酒を
買ってしまいました。

何かに負けた気がちょっとしました。

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週末は夫婦共々東京に行っており、
昨日の夜中にはるばる帰ってきました。

ふとした晴れ間が恋しい梅雨の季節、
という事もあると思いますが、
今朝、やわらかい光をうけて揺れる草花や
川の流れ、鳥の声を身近に感じて
疲れも取れてほっとしました。
ほっとするピュアな自分が残っていることにも
ほっとしました(笑)

(以下、携帯で意外とキレイに撮れて
自己満足の写真です。)

峠家の庭の草花たちは、太陽エネルギーをがっつり活かすべく、
クロロフィル大増量キャンペーン中です。

超ミニトマト。

新緑の淡さもよいですが、今は勢いがあって
背中を押される気分になります。

…などと語るわりには、
わたくしは庭構築には関与せず
もっぱら、枝豆食べたいので植えて欲しいとか
言ってばかりです。
今年はお花ゾーンにぐるりと砂利?を敷いて
回遊式にする等、
庭≠ガーデンとして進化中なので
基礎工事や雑草取りからお手伝いしたいと思います。

ゆくゆくは、ハーブやお花を素敵にたしなむ
マダムになりたいです。

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葛城山のつつじが見ごろの季節、
今年も昨日21日に行ってまいりました。

去年初めて訪れた際の状況は
休日のお昼過ぎ、ロープウェイ待ちで
ふもとに集結した人々の多さに愕然とし(2時間待ちくらいだったかと)
足で登山したところ、完全にへろっへろになり
コレはキツイということで今年は作戦を練りました。

(作戦)
朝6時30分出発。(車)
7時にロープウェイ駅到着・乗車。
山上でつつじを愛でながら朝食。
午前中には下り方面に乗り、混雑前に帰還。

(結果)
わたくしの恒例・朝モタモタ病で30分の遅れで出発。
7時半にロープウェイ駅前の駐車場到着。
整理券を渡され8時19分発ロープウェイ乗車。(2往復くらい待ち)
山上でつつじを愛でながら朝食。
ちなみにサンドイッチだったのですが
具はたっぷり用意したものの肝心のパンの用意を忘れ
泣く泣く行きしなコンビニで食パンを購入するというツメの甘さ。しかも5枚切りしかなく…
現地でセルフで具をはさみ、分厚すぎるサンドイッチとなりました。

帰りは11時前にはロープウェイに乗車し予定通り。

(結論)
・休日にロープウェイに並ばず乗りたいなら
7時頃に到着がやはり望ましいです。
・ロープウェイは、
つつじの季節は相当早い時間から動いています(たぶん7時前から)
・食事の用意は前日から仕込んでおくこと。


ロープウェイ駅 7時45分ごろ。


整理券をもらって待ちます。


おまちかね。


見えてきました。


つつじを下から眺めることはあまり無いかも…


あかあか。


お口直しに葛城山頂。

葛城山は気温も少し低めで風が涼しく、
喧騒とは無縁の世界で鳥のさえずりを聞きながら気持ちよく歩けました。
滝を見ながらのハイキングコースも今年は解禁されていたので、ロープウェイを使わず
ふもとから歩く人も多かったです。
徒歩だと2時間半くらいかな?

つつじは、満開に近いのですが
最近雨がなかったせいかちょっと茶けたかんじに
なってしまっていてかわいそうでした。
これが原因なのか年によって違いがあるのか、
ダンナがすれちがったおじいちゃんいわく
「今年のはダ~メだあ」
だそうです;;
でも今日の雨で生き返るかもしれませんね。
来週末もまだ見ごろ、きれいだと思います。

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先日も記事にさせていただいた
「壺坂寺」(只今「山吹」の花が全開で美しいです)より
さらに登って「高取城跡」まで行ってまいりました。

自宅の橿原神宮前から、飛鳥を通り過ぎて車で約15分。
そして城のふもとからは徒歩でえっちらおっちら登ります。
壺坂寺駅から、けっこうハードなハイキングコースとして設定されていたりもします。

[高取(山)城] たかとりじょう
南北朝時代、南朝方であった越智邦澄が元弘2年(1332年)に築城したのが
始まりとされている。
標高583メートルの高取山山上に築かれ、総面積約60,000平方メートル、
周囲約30キロメートルに及ぶ。
日本国内では最大規模の山城で、備中松山城(岡山県)・岩村城(岐阜県)とともに
日本三大山城の一つに数えられる。
元和元年(1615年)の一国一城令の際も重要な山城として破却を免れ、
現在に至るまで石垣や石塁が残されている。
(Wikipediaより)

要するに人里はなれた山頂にあるでっかい城の跡ということです。

ぶんぶんと飛び回る虫やら何やらを払いのけつつ
「こんなところに城なんか建てて、食料とかどうやって運んだのだろうか…」とか思いをめぐらし、
うっそうとした山道を登っていると城壁が現れました。

その規模の大きさにも驚きましたが、
なんとマウンテンバイクの集団が向こうから登ってきたので
(しかも愛車は担いでいる)もっと驚きました。
爽やかに挨拶をくれたうえ、
「すげえ、マチュピチュっぽい~」等言いつつ
スタスタと元気に追い越されました。
あなたたちがすげえですね。

まだまだ近所には名所が待っているなあと
思い知らされた一日でした。

フラッシュなどたいていないのですが、
この光の差し具合。


いも…

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