8月4日(箸の日)、
下市町にある「吉野杉箸神社」では
毎年お祭りが行われています。

木曜日でバイトがあったわたくしは行けませんでしたが、
参加した峠商店社長から当日の写真をもらえましたので
ご紹介いたします。


こちらが杉箸神社。


皆さん暑そう・・・!!


スイカのお供えに夏を感じます。


特製「吉野杉」ストラップ。
杉の香りや手ざわりを感じて、
下市特産のお箸の良さを知ってもらいたいですね~。

≪杉箸神社について≫
日本ではじめて建立された箸をご神体とする神社で、
昭和25年に、大和下市製箸商工業協同組合・下市製箸組合が
中心となり祀られました。
祭神;須佐之男命(箸の神)・大山津見神(山の神)・久々能智神(材木の神)

お箸がご神体…さすがは割り箸発祥の地!

唯一の全知全能の神様=「GOD」とは意を異にする
八百万の神様がいるこのニッポン、
同じものや人を尊び、大切に思う仲間が集まってお祭りをする事は
縮小拡散しつつあれどもコミュニティに生きる日本人として
受け継いでいくべき大事なココロだと思うのであります。

杉箸神社について参考にさせていただきました→奈良の寺社

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7月になりました。
あっというまに2011・ザ・下半期、
猛暑&節電という、みぞうゆう(笑)の過酷な夏になりそうです。

自分ごとですが、毎年気温30度前後になると
オートで脳内分泌される曲が『La Bamba』という曲です。
聞けば、あ~もういいよ暑くたってサ、ビールがおいしいじゃん、ヘイ。という
暑さ受け入れ姿勢になり、強制的に呑気になれるのです。
多分スペイン語で「♪う~なぽっかでぐらっしぁ」という
フレーズが好きです。多分、「ちょっと上品♪」という意味です。

ここ最近TVCMでも、
「あららなんか眠いな」・
「ぱらばら・ら・パンパース」など、
おもしろアレンジでよく聞きます。

もともとメキシコ民謡だったものを
アメリカ人歌手リッチー・ヴァレンスがロックにアレンジしたのが普及の始まりです。
ヴァレンスは17歳で飛行機事故で亡くなってしまうのですが
その彼を主人公にした映画その名も『ラ☆バンバ』の
同名主題歌を手がけたのがロス・ロボスというバンドで、
この曲が大ヒットしています。
そのほか、ものすごくいろいろな人がカヴァーしていて、
dragon ashやあのエミネムまで…
どれもキャラクターを活かしてばっちりハマったアレンジになっていて好きです。
「la Bamba」すごくシンプルで、
バックバンドもワンフレーズを突き通せばなんとかなっちゃうくらいなのですが、
そこが多様性を秘めていて、魅力のひとつでもあります。
リッチー・ヴァレンスver.
ロス・ロボスver.
Dragon Ash ver.
あのCM
(すべてyoutube)

もう一曲、2011脳内夏曲としてインプットされたのが
バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」です。
docomoさんのCMで、九州の森の中に巡らせた超ロング木琴の上を
木のボールが進み、上記の曲を奏でていくのですが、これがまた頭に残るのです。
森の木琴
森の木琴 メイキング

かの「ピタゴラスイッチ」を彷彿とさせる?仕掛けでトレモロを表現したりして
とっても面白いし、ボールがつたない感じでポケポケと進んでいく様子に
「おお、ガンバレガンバレ」と我が子(いませんが)のように応援したくなります。
また、森の中のサウンドがきれいに拾われていて、
木琴の素朴な音色とあいまってすごくフレッシュで涼やかな気分になります。
CMの最後に、宣伝対象である携帯電話が映されるのですが、
そこに国産のお箸とすり替えておいても絵になる…と、
こずるい事を考えてしまいました。

以上、対照的な2曲を語ってみましたが、
皆さまは今年の夏をどう乗り切りますか。
暑さを堪能するか、涼を求めるか。
我々はとりあえず再来週、和歌山の白浜に行く計画です。
うーん、微妙~!

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戦国武将ではありませぬ。

お箸の長さについて書きます。

お箸は、「○寸」という単位でやりとりされています。

六寸:16.5cm(子供用、お弁当用。コンパクトで省スペース)
七寸:18cm
八寸:21cm(一般的な長さ)
九寸:24cm。(改まった席で出される)
↑一般に流通しているお箸はだいたい、これらのうちの
どれかに当てはまります。

一般に一寸=約3センチですが、
なぜかお箸界ではだいたい一寸ぶん短く言います。ややこしや。

実際持って使ってみると、意外と
使い心地や動作の見た目が違います。
長いお箸のほうが、支点から箸先までの距離が長いので
開閉がどちらかといえばラクで所作が優雅に見えます。

そういえば、短いお箸でお弁当のご飯(ちょっと冷え固まったやつ)を
がしがし食べると、手が疲れますよね…

で、「ごぶなが」。
九寸(24cm)より、五分(1.5cm)長いという意味で
実際は26cmのお箸です。
これは相当長いです。
たま~に、峠商店でも聞かれます。

先日おひるごはんを頂いた、高取のお店で
五分長のお箸がでてきました。
今思えば、長いお箸だと姿勢がなんとなくびしっとなって料理との距離が生まれ、
料理をちゃんと愛でてからいただく、という、
ヤマトナデシコ的効果があったかもしれません。

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一説には梅が熟す頃の長雨だから、という「梅雨」。
まさに旬、ということで
あちこちで青梅が袋詰めで売っているのを見かけます。
我々も例にもれず購入して(@明日香夢販売所、以下略)
週末に梅酒を漬けました。

ちなみに昨年はじめて梅酒作りにトライしたのですが
なかなかいい出来だったので、調子にのって
今年は二瓶。小さいほうははちみつで…

飲みごろは3カ月後~と、レシピには書いてあります。
いやいや、苦労してここまでやったのに
今飲めないなんて・・・
ということで、我慢出来ずに出来上がってる梅酒を
買ってしまいました。

何かに負けた気がちょっとしました。

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[食後や小腹がへったときに食べる、甘いもの]
のことを、何と呼びますか?

イマドキの方なら、そう
「スウィーツ」。
おやつとかデザートとかアメちゃんとかじゃなく。
なんとおしゃれになったことでしょう。
ウィの発音に重きをおけばなんとなく格調高さも漂います。

最近テレビや雑誌で、男性までもが「スウィーツ」という単語を
発していてちょっとギョッとしました。
「男は黙って『むしおさえ』!」とか言って
どこかの芸人がモチつきながら怒り出しそうです。
(もうやってたらすいません。というか最近あまり見ない…)

ちなみにわたくしは、
前に東京でお世話になっていた会社の先輩(社長令嬢)が
お菓子を素敵に「ドルチェ」
(Italy/音楽の演奏記号で「甘美に」という意味もあります)
と呼んでいたので
こりゃマネするべ!!と決めているのですが
これがなかなか、実生活とココロのレベルが伴わないと
とっさに口から出ないもんですね。
…出ないものですわね。

そんな呼び方いろいろなお菓子ですが、
最近、小中学時代の同級生が地元(横浜市)で焼き菓子屋さんを
始めたということで、先日訪れてきました。
国道から一本離れた静かな遊歩道沿いにあって、
もともと和風の小料理屋さんだったところをリフォームした
ご近所に愛されそうな素敵なお店。

そんなお店のオーナーパティシエである彼女おすすめの
「フルーツケーキ」。

実は今まで、レーズンとかが「くしゃくしゃ」しててあまり好きでなく、
いわゆるフルーツケーキとよばれるものに縁がないと
思っていましたが、これがまたなかなかどうして、
果実がふっくらして、洋酒の風味(自分的重要ポイント)も
いい具合に効いていておいし~いのです。
みっしり感のあるケーキ部分もきめ細かくて、
こくのあるバターの風味と凝縮したフルーツのおいしさが
禁断のコラボレーションを果たしています。

もちろんこのほかのお菓子も頂きましたが
(写真を撮る前に食べてしまった)
ひとつひとつ丁寧に作られていて、自然とひと口ずつを
大事に味わいました。
そして、決して奇をてらっているわけではないのですが
材料やかたちに彼女らしいこだわりが垣間見えて楽しくなりました。

ゆったりと、味覚嗅覚だけに集中して過ごす時間のシアワセ感。
ハマりすぎたらいろいろヤバい。

お店情報:焼菓子 カザハナ商店
横浜市金沢区寺前1-13-17 
京浜急行金沢文庫駅 東口徒歩5分 
定休:火曜(都合により変更有り)

昭和56年生まれ。
同級生がお店を始めたり、論文を発表してその分野で認められたり
弁護士さんになったり、こどもを産んで親になったりと
社会や家庭で重要な役割を果たしていく世代に
いつのまにか、なっていたんだなあと思います。

それに比べて自分は…と悲しくもなりますが、
「大人の利点=自分で人生のペースを決められるところ」と
ある方が誕生日にコメントをくれて、
たしかにそのとおりだなあと、ちょっと前向きになりました。

焦らずもサボらず、で。

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ポテトサラダって
作ると想定外の多さになりませんか。

芋を茹でている時点では「あ、ちょっと少なめかも」と
思うのですが、
あれやこれや具材を足していくと
いつのまにか盛~り盛り、そして単位もkg級に・・・
猛省しつつも、忘れたころにまた作りそして呻く
ダメ嫁です。

今回は、「脱・べちゃっと」にしたかったので
マヨネーズ少なめ、代わりに「粉末寿司のもと」
(いつもむせちゃう白い粉)を入れ、
プラス粒マスタードと黒胡椒でキリッと二枚目テイストを目指しました。

あまり細かく具材を切らない(切れない;)ので
ざっくりとお箸で食べやすい仕上がりに!(結果論)

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週末は夫婦共々東京に行っており、
昨日の夜中にはるばる帰ってきました。

ふとした晴れ間が恋しい梅雨の季節、
という事もあると思いますが、
今朝、やわらかい光をうけて揺れる草花や
川の流れ、鳥の声を身近に感じて
疲れも取れてほっとしました。
ほっとするピュアな自分が残っていることにも
ほっとしました(笑)

(以下、携帯で意外とキレイに撮れて
自己満足の写真です。)

峠家の庭の草花たちは、太陽エネルギーをがっつり活かすべく、
クロロフィル大増量キャンペーン中です。

超ミニトマト。

新緑の淡さもよいですが、今は勢いがあって
背中を押される気分になります。

…などと語るわりには、
わたくしは庭構築には関与せず
もっぱら、枝豆食べたいので植えて欲しいとか
言ってばかりです。
今年はお花ゾーンにぐるりと砂利?を敷いて
回遊式にする等、
庭≠ガーデンとして進化中なので
基礎工事や雑草取りからお手伝いしたいと思います。

ゆくゆくは、ハーブやお花を素敵にたしなむ
マダムになりたいです。

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割り箸は、自然の質感を愛でつつも
無駄のないシンプルな機能を追求して作られた道具。

いっぽう。
大量に同じ商品があふれる昨今では、
土台は同じでも何かしらのこだわりやカスタマイズを施して、
『コレは拙者専用なのですムフフ』となりたい欲求が
少なからずあるものです。
ありますよね?

…ということで、わたくしめの「みそじ」記念の意味も込め
my商売道具(?)を彩っていただきました。

ヴァイオリンのケース(カーボンファイバー製)のデコレーションです!
デコってくれたのは↑この方、
桃乃香(ものか)さん
ほぼ同い年でこれまた可愛らしい、でも意外と大胆に笑う
素敵なアーティストさんです。

写真にうまく表現できなくて、す・ご・く・もどかしいのですが、
猫をかたどる上品なグレーのスワロフスキーの一つ一つが、角度によって
乙女が恥じらうかのように一瞬の虹を放つ!そして、みずみずしいブルーの音符が
周りに踊る・・・
・・・宝〇歌劇団調でお伝えしておりますが、
ほんとうに可愛美しいです。
「デコ」=ギラギラ→ハデ→やだ
という負の連想は消え去りました。
パーツや配置しだいで可愛らしくも
大人っぽくもできて、
メンズにもぜひ試してほしい要素があります。


背負ったかんじ。
たとえどんなに気分が殺伐としていても、
後ろから見たら問答無用で「あの人ルンルンだね」と思わせる機能付き!

デザインは「おまかせします。でも猫が好き」などと漠然とお願いしたところ、
しばらくして桃乃香さんにデザインが「降りてきた」とのことで、
仕上がりを楽しみにケースを預けていました。
そうしたら我が家の猫を見たことがあるかのような、
そっくりな仕上がりになっているのではないですか。
すごいー。脱帽です。

(証拠写真)

今回のデコのきっかけは、大阪・天満橋にあるサロン、
『Clarie(クラリエ)』さんでの、「オーダーデコ」企画でした。

Clarie HP
オーナー・山上昌代さんのブログ
クラリエさんは、峠家女子全員がお世話になっている
リラクゼーションサロンです。オーナー・山上昌代さんの施術は、自分もよく把握していない
自分の体の状態がちゃんと理解できて、体が納得したように
素直にほぐれていく感覚が味わえますし、なんといってもくつろげます。
昨日も長居してしまいました…。
昌代さん主催のレッスンやイベントもとても楽しいし、ときめきます。

桃乃香さん、昌代さん、改めてありがとうございました~!!
今後もよろしくお願いします。

以上、私事でございましたが、
さきほど、冒頭のお箸論をくつがえす商品をみつけました。
(峠商店では売っていません;;)

フランス雑貨屋さん「プチコキャン」にて。
お箸サイドはなんだか滑りそうだけど
反対側はフォークになるツワモノです。
ブロッコリーとか刺したら、楽しそう。

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『人間は考える葦である』
とはパスカルの著書「パンセ」の一節ですが、
このあとに続く文がある事を知ったのは今日の近鉄電車の中でした。

『人間は自然のうちでもっとも弱い
一茎の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である。

これ(人間)を押しつぶすのに、宇宙全体は何も武装する必要はない。
風のひと吹き、水のひとしずくも、これを殺すのに十分である。
しかし、宇宙がこれを押しつぶすときにも、人間は
人間を殺すものよりいっそう高貴であるであろう。なぜなら、
人間は自分が死ぬことを知っており、宇宙が人間の上に優越することを
知っているからである。
宇宙はそれについては何も知らない。

空間によって宇宙は私を包み、ひとつの点として私を呑む。
思考によって、私は宇宙を包む』

思考するものは、思考されるものより偉大であるという内容ですが
3月の震災のことが強く思い出されてズシンときました。
改めて、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

ちなみにわたくしは残念ながら「パンセ」を
読んでいたわけではありません。
毛利衛さんや向井千秋さんら宇宙飛行士と
著者・立花隆さんとの対談をまとめた本
「宇宙を語る」(中公文庫)の中で、
著者が「哲学を生んだのは宇宙という存在ではないか」と
論じている部分に紹介されていました。

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葛城山のつつじが見ごろの季節、
今年も昨日21日に行ってまいりました。

去年初めて訪れた際の状況は
休日のお昼過ぎ、ロープウェイ待ちで
ふもとに集結した人々の多さに愕然とし(2時間待ちくらいだったかと)
足で登山したところ、完全にへろっへろになり
コレはキツイということで今年は作戦を練りました。

(作戦)
朝6時30分出発。(車)
7時にロープウェイ駅到着・乗車。
山上でつつじを愛でながら朝食。
午前中には下り方面に乗り、混雑前に帰還。

(結果)
わたくしの恒例・朝モタモタ病で30分の遅れで出発。
7時半にロープウェイ駅前の駐車場到着。
整理券を渡され8時19分発ロープウェイ乗車。(2往復くらい待ち)
山上でつつじを愛でながら朝食。
ちなみにサンドイッチだったのですが
具はたっぷり用意したものの肝心のパンの用意を忘れ
泣く泣く行きしなコンビニで食パンを購入するというツメの甘さ。しかも5枚切りしかなく…
現地でセルフで具をはさみ、分厚すぎるサンドイッチとなりました。

帰りは11時前にはロープウェイに乗車し予定通り。

(結論)
・休日にロープウェイに並ばず乗りたいなら
7時頃に到着がやはり望ましいです。
・ロープウェイは、
つつじの季節は相当早い時間から動いています(たぶん7時前から)
・食事の用意は前日から仕込んでおくこと。


ロープウェイ駅 7時45分ごろ。


整理券をもらって待ちます。


おまちかね。


見えてきました。


つつじを下から眺めることはあまり無いかも…


あかあか。


お口直しに葛城山頂。

葛城山は気温も少し低めで風が涼しく、
喧騒とは無縁の世界で鳥のさえずりを聞きながら気持ちよく歩けました。
滝を見ながらのハイキングコースも今年は解禁されていたので、ロープウェイを使わず
ふもとから歩く人も多かったです。
徒歩だと2時間半くらいかな?

つつじは、満開に近いのですが
最近雨がなかったせいかちょっと茶けたかんじに
なってしまっていてかわいそうでした。
これが原因なのか年によって違いがあるのか、
ダンナがすれちがったおじいちゃんいわく
「今年のはダ~メだあ」
だそうです;;
でも今日の雨で生き返るかもしれませんね。
来週末もまだ見ごろ、きれいだと思います。

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